最近のエアコンは、ひと昔まえに比べると消費電力がかなり少なくなりました。
しかし、その中でもやはり差はあります。どうせ買うなら省エネタイプにして電気代も節約しましょう。
また効率が良いということは、環境に対しても良いということです。
エアコン選びに「省エネ度チェック」は必須となりました。
家計を助け、環境にも配慮できる省エネ度についてご案内します。
エアコンは「統一省エネラベル」に指定されている品目です。
省エネラベリング制度で定められている「省エネ基準達成率・エネルギー消費効率」の他、
「多段階評価」「年間電気料金」など、省エネ情報の表示が義務付けられているのです。
まずは、それらの表示をしっかり確認しましょう。
省エネ基準(目標値)をどれくらいクリアしているかを「%」で表しています。数値が大きいほど省エネの機種といえます。
冷房能力により【2.2kW・2.5kW・2.8kW・3.6kW・4.0kW・4.5kW・5.0kW・5.6kW・6.3kW・7.1kWh】と10段階に区分されていますが、 家庭用としてよく使われる【4.0kW】以下には、本体寸法により【寸法規定】と【寸法フリー】という区分もあり、それぞれに目標値が異なります。
※「寸法規定」は、横幅寸法800mm以下・高さ295mmのコンパクトなタイプに対し、寸法に規制がないものが「寸法フリー」となります。
エアコンの本体がコンパクトな方が省エネ性能を上げるのが難しいため、「寸法規定」のものより「寸法フリー」の方が高い目標値が設定されています。 このように、あくまで同じ区分内での比較には有効ですが、区分をまたいで比較する場合は注意が必要です。
| ★★★★★ | 109%以上 |
|---|---|
| ★★★★ | 100%以上109%未満 |
| ★★★ | 90%以上100%未満 |
| ★★ | 80%以上90%未満 |
| ★ | 80%未満 |
店頭での表示が義務付けられている「統一ラベル」には、省エネ性能を★の数で表示しています。エアコンの場合、省エネ基準達成率により★の数が右記のように決められています。
★の数が多いほど、省エネ性能が優れている機種となります。

より正確に省エネ性能を知るには、「エネルギー消費効率」という数値が参考になります。
エアコンの「エネルギー消費効率」を表す数値には、以前から使用していた【COP=エネルギー消費効率】と、
2007年度から使用されている【APF=通年エネルギー消費効率】2つの種類があります。
※2012年目標年度の製品からは、実使用の評価により近い数値ということで、省エネ評価はすべて【APF】に統一されます。
COPとAPFは、数値の出し方に違いがあるので同じものではありませんが、数値が大きいほど
優秀な機種という意味は同じです。1のエネルギーが何倍のパワーになるかを数値で表していると
理解すれば、分かりやすいです。
従って、この数値が大きいほどエネルギー効率がよい省エネ型の機種ということになります。
この数値は省エネ達成率と合わせて確認する必要があります。例えば、次のふたつのスペックを比べて下さい。
達成率では、12畳・4.2kWの方が優秀に見えますが、「APF」では10畳・3.6kWの方が効率が良いということがわかります。
このように、達成率はあくまで「目標値に対しての達成率」ですので、【APF】と合わせて確認することが重要です。
10畳と12畳の省エネ度比較(参考:日立)
